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「ペットボトルから缶へ」海洋プラごみ問題で動き加速 利便性と環境性に優れたアルミ缶 (1/2ページ)

 海洋プラスチックなど環境問題への意識が高まる中、ペットボトル商品の販売をやめ、缶入りに切り替える動きが広がってきた。プラスチックごみの大量排出国の日本には世界から厳しい目が向けられており、2020年、缶へのシフトが加速する可能性がある。

 外国人観光客に人気の東京・お台場の美術館「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」。最先端の作品群が広がる館内の一角の静かな休憩スペースに置かれた自販機内の飲料水はアルミ缶入りだ。2019年9月にペットボトルの商品から切り替えた。

 チェコから来た男子高校生(18)は「ナイス! プラスチックを使わないのは地球のためにいいことだよ」と好感を持った様子。大阪府豊中市の会社員、江崎佐奈さん(34)は「缶の水は初めて。レジ袋の有料化もそうだけど、こうした取り組みが進むといいですね」と期待する。施設の担当者によると、お土産に買っていく人も多いという。

 缶は一度開けると閉められないのが弱点だったが、開閉可能なスクリューキャップのアルミ缶の登場で弱点を克服。プラごみ削減を追い風に14年以降、アルミ缶の国内年間消費量は200億缶の大台を超えて推移している。リサイクル率も9割超で、利便性と環境性を兼ね備えた容器として評価されているようだ。