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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「春」》娘につられて、30代の手習い (1/2ページ)

 最近、童謡の伴奏練習を始めた。高校受験を前にピアノ教室を辞めてから20年余り。弾くたびにブランクの長さを実感している。

 しかも、おもちゃのキーボードを使っているのでとても弾きにくい。大人の手には鍵盤が小さすぎて、どうしても弾き間違いが多くなる。

 なぜこんなことを始めたのかというと、2歳になった長女が保育園で歌を覚えてきては自宅で披露するようになったからだ。保育士さんのレベルには及ばないが、自宅でも歌い聴かせをしてあげられればと考えた。

 キーボードは以前、長女に買い与えたもの。夜、寝かしつけを終えた後にこっそり借りて練習している。ブランクの長さ、37鍵盤しかないおもちゃのキーボードを使うことを考慮し、楽譜は「簡単」が売りのかなり易しいものを選んだ。

 長女が通う保育園では毎月、「今月のうた」を3曲ほど決め、繰り返し練習する。春は「チューリップ」、秋は「どんぐりころころ」といったように季節に合わせて選曲されるので、長女の歌で季節の移り変わりに気づくようになった。

 よくよく聴くと部分的にしか歌えておらず、歌詞もかなりあやしい。振り付けはできたりできなかったり。ノリノリで体を動かしていることもあれば、お絵かきをしながら鼻歌程度に口ずさむこともある。いずれにしても本人は楽しそうだ。

 ふいに歌い出すこともあるが、幼児番組で曲が流れたり親が口ずさんだりすると、それに反応して歌い始めることのほうが多い。カエルのイラストを見て「かえるの合唱」を歌い始めるなど、目から入る情報がきっかけになることもある。

 こうしたきっかけをつくるには「今月のうた」が何かを知る必要があるが、長女のおしゃべりはまだ発展途上で、「今日、保育園で○○の歌を歌ったよ」などと言葉で教えてはくれない。園だよりで把握し、知らない曲があればインターネットで検索して聴いてみることにしている。