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ゴーン被告のレバノン逃亡で…仏政府の「無責任」

 保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)に関し、フランスのマクロン大統領は15日、「(日本の)拘束や取り調べの状況は私には満足いくものと思われないと何度も安倍(晋三)首相に伝えていた」と述べた。

 ゴーン被告はレバノンでの記者会見で、仏政府がルノーへの関与を強めたことで日産との関係がこじれ、自身の失脚につながったと指摘、当時経済相だったマクロン氏を暗に批判した。マクロン氏の発言には批判回避の狙いもありそうだ。

 一方、ゴーン被告はロイターとのインタビューで、2018年11月の逮捕翌日、東京拘置所で面会したピック仏大使から「日産はあなたの敵に回っている」と警告され、「全てが陰謀だと分かった」とも話した。騒動のきっかけを作ったのは仏政府ではなかったのか。

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