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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「春」》中国からの招かれざる客 (1/2ページ)

 今週から始まる中国の大型連休を前に、大陸から招かれざるお客さんがやってきました。中国湖北省武漢市を中心に発生している新型肺炎のウイルスです。武漢市から帰国した神奈川県の30代男性からウイルスの陽性反応が出たのです。

 思い返せば、中国では2002年~03年の重症急性呼吸器症候群(SARS)をはじめ05年の鳥インフルエンザ(H5N1型)、13年の鳥インフルエンザ(H7N9型)と、これまでも多くの新しい感染症が発生しています。

 今回の新型肺炎の原因とされるコロナウイルスは一般的な風邪の原因ウイルスのひとつですが、SARSのほかサウジアラビアなど中東で流行した中東呼吸器症候群(MERS)など、変異して新しい感染症を引き起こすことがあります。

 MERSが中東で発生したように中国がいつも新しい感染症の発生源になるというわけではないのですが、海を隔てた隣国である日本にとって、中東やアフリカに比べ中国で発生する感染症の脅威は大きいものです。

 感染症が話題になるたび、必ず上がる言葉に「水際対策」があります。島国である日本ならではです。ただ、これだけ人とモノが国際的に行き交う時代に、感染症を水際で防げると考えるのは誤りでしょう。厚生労働省が管轄する空港の検疫事務所では、武漢市などから来た人たちにせきや発熱の症状があれば申告するよう呼びかけています。サーモグラフィーで発熱がないかもチェックしています。