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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】「五輪ドーピング問題」世界に誇る宝を失ってしまう…選手たちを守るための対策を (1/2ページ)

 東京五輪・パラリンピックの開催が近づいているけど、ロシアのドーピング騒動がおさまっていない。世界反ドーピング機関が、ロシア選手団を東京五輪・パラリンピックなど主要大会から4年間除外すると発表。これに対してロシア反ドーピング機関が異議申し立てを出していて、結果がどうなるかはスポーツ仲裁裁判所での裁定次第という状況だ。

 もしメダル大国であるロシアの選手たちが東京五輪に出場できないとなったら「メダルを取るチャンス」ととらえる人もいるだろうが、やっぱりボクとしては選手たちが気の毒でならないんだよね。今がまさにアスリートとしての最盛期で、満開の花を咲かせる時期という人もいるだろうし。まあ、ドーピングと無関係だと証明された選手は、個人としての出場が認められるらしいけど。

 ただロシアのドーピング問題は、前回のリオデジャネイロ五輪や2年前の平昌冬季五輪でもあったことだ。選手たちのキャリアを守るためにも、しっかりとした対策を打ち出してもらいたいね。世界に誇る宝を失ってしまうことになりかねない。

 このままだと、2年後の北京冬季五輪もどうなるか分からない。最近の女子フィギュアスケートで大成功しているロシアの若者たちは、今後どうなってしまうだろうか。

 スポーツ界の禁止薬物問題で難しいのは、筋肉増強剤といった分かりやすい物だけでなく、うっかり摂取してしまいかねない物質も禁止されている点だ。アスリートは肉体が資本で栄養が必要不可欠のはずなのに、その栄養分が禁止物質になっている可能性がある。もちろんルールは守らなきゃいけないんだけど、そのルール自体がコロコロと変わってしまうから大変なんだよね。

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