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中国・習近平主席に重大局面! 新型肺炎「武漢肺炎」が拡大の一途…懸念される隠蔽体質 (1/2ページ)

 中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で、4人目の死者が確認された。中国当局は発症者が218人とするが、患者数が1700人超という英研究チームの推計もある。習近平国家主席は「予防、制圧」を指示したが、24日から旧正月「春節」を控え、さらなる拡大も懸念される重大事態だ。

 中国政府は20日、新型肺炎が医療従事者14人にも感染したと明らかにした。中国の感染症研究の第一人者、鍾南山氏は国営中央テレビに「人から人に感染していることは間違いない」との見解を示した。

 国営メディアによると、武漢以外でも北京市で5人、広東省14人、上海市で1人の発症例のほか、四川、雲南、山東などで感染の疑いのある患者が見つかり、拡大に歯止めがかからない。

 英公立大「インぺリアル・カレッジ・ロンドン」の研究チームは、新型肺炎の患者が1700人超になる可能性があるとの試算を発表した。武漢国際空港の利用者数やウイルスの潜伏期間などから推計したという。

 世界保健機関(WTO)は、新型肺炎が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当するか否かの判断などを協議する緊急委員会を22日に開催すると発表。緊急事態宣言が出されれば、昨年7月のコンゴ(旧ザイール)でのエボラ出血熱以来となる。

 こうした事態を受け、習主席は、「全力で予防、制圧する」よう関係部門に指示した。中国の国家衛生健康委員会は19日に「各地に対して、検査を強化して患者の治療に全力を挙げ、病例や予防に関する情報を迅速に公開するよう求めた」と発表した。

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