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【山口那津男 本音でズバッと】通常国会召集、補正予算・本予算の早期成立を 海自の中東派遣「安定実現」する外交努力も (1/2ページ)

 20日に召集された通常国会は波乱含みの幕開けだ。先週17日の政府与党連絡会議で、安倍晋三首相は「国民に約束した政策を確実に前に進めることで、新時代の安心と成長を実現する国会にしていきたい」と述べて、与党の協力を求めた。

 そこで、私は「国民の批判に真摯(しんし)に耳を傾け、緩みやおごりと受け止められることがないよう臨みたい」と語り、自民党の二階幹事長も「初心を忘れず、謙虚で丁寧な国会運営をしたい」と応じた。

 日本経済の先行きに、海外発のリスクの影響や東京五輪・パラリンピック後の需要動向など不透明感があるなか、19年度補正予算案と20年度予算案の早期成立を図ることが、最大の景気対策となる。安倍首相は「確実に」進める政府の責任を強調した。

 一方、野党は、昨年に続き、首相主催の「桜を見る会」や、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件を徹底追及するだろう。各種世論調査でも、政府や当事者の説明責任をなお求める声も強く、こうした厳しい国民の視線を受け止めて、政府与党が結束して国会運営に当たることが重要だ。

 補正予算案には、昨年の相次ぐ災害に対する復旧・復興の措置が盛り込まれており、被災地に一日も早く届くようにしなければならない。また、事業規模26兆円の経済対策を盛り込んだ予算案を早期成立させ、先の見通しが立つようにすることも大切である。

 11日から、公明党の指摘を盛り込んだ閣議決定に基づく海上自衛隊の中東派遣が始まった。これをめぐって国会では、閉会中の17日、衆参の委員会質疑が行われた。

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