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立憲民主党、社民党と合流なら“左傾化”加速は必至か

 立憲民主党と国民民主党の合流協議は21日、国民民主党からの協議継続の要求を立憲民主党側が拒否し、「決裂」した。今後の注目は、政党の存続が危ぶまれる社民党が、立憲民主党に先行合流できるかだ。ただ、実現すれば、立憲民主党の左傾化がより加速するのは間違いない。

 「ここまで詰めたものが受け入れてもらえず、非常に残念だ」

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は同日、国民民主党の平野博文幹事長との会談で、こう語った。両党は最後まで党名や人事、原発政策などで歩み寄れなかった。

 一方、立憲民主党は社民党とも合流を模索している。社民党は昨年の参院選比例代表で2%の得票を集め、かろうじて公職選挙法上の政党要件をクリアした。だが、衆院2人、参院2人では、単独での党勢拡大は限界にきている。

 社民党の又市征治党首は21日、地方組織の幹部らを集めた会議で、「党が自力で行くことが可能なのか。現状を冷静に見つめ直すのが大事だ」と述べ、野党合流に前向きな姿勢をにじませた。

 同党は2月下旬の党大会で合流の是非を最終決定するが、立憲民主党は社民党の先行合流を認めるのか。

 永田町事情通は「立憲民主党は政策の近い社民党を『数は力の論理』で受け入れるはずだ。さらなる左傾化は必至で、改革中道路線を目指す国民民主党との合流は遠のきそうだが、やむを得ないと判断しているようだ」と語った。

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