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【永田町・霞が関インサイド】好きな政治家は断トツで山本太郎、最も嫌いな政治家は安倍晋三 「全共闘」世代の“社会的遺言” (1/2ページ)

 1月18日夕、東京・神田錦町の学士会館で、少々風変わりな出版記念会が開催された。刊行された『続・全共闘白書』(情況出版)のタイトルからも分かるように、約130人の参加者は全共闘世代である。

 ここで「全共闘」(全学共闘会議)と記しても、多くの読者にはどこかで聞いたことがある程度の存在であり、今や死語に近い。

 簡単なおさらいをする。1960年代後半から70年代初頭にかけて、日大・東大紛争に始まる学生たちの反乱「全共闘運動」が全国各地のキャンパス(大学)に燃え広がった。

 全共闘運動の頂上決戦となったのは東大安田講堂事件(69年1月)。講堂をバリケード封鎖した全共闘各派学生と、強制排除に踏み切った警視庁機動隊との攻防戦は、テレビ中継されたので記憶の片隅にあるはずだ。

 火炎瓶や投石などで徹底抗戦する約2000人の学生と、8個機動隊の完全装備8500人が全面衝突した。双方に多数の重軽傷者を生み、逮捕者457人という攻防戦となった。

 この事件と相前後して、(1)佐藤栄作首相ベトナム訪問阻止の67年10・8羽田闘争(2)68年国際反戦デーの10・21新宿騒乱(3)70年3月の赤軍派による日本航空「よど号」ハイジャック事件(4)72年2月の浅間山荘事件-などが起きている。

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