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としまえん閉園へ 跡地の一部が「ハリポタ」テーマパークに

 100年以上の歴史をもつメリーゴーラウンドでおなじみの都市型遊園地「としまえん」(東京都練馬区)が閉園することになったという。今年以降、段階的に遊戯施設などを閉鎖し、跡地には2023年春をめどに「ハリー・ポッター」のテーマパークがオープンする予定だ。

 夏はプール、冬はスケートリンクでも人気の遊園地だけに閉園というニュースには驚かされる。しかし、東日本大震災後、東京都が計画する広域的な避難場所として整備されるのだ。テーマパークはその一部となる。

 米映画大手、ワーナー・ブラザースが西武グループから敷地の一部を借りてテーマパークとし、残りは都が買収する。

 としまえんは1926年に開園。ジェットコースターやフライングパイレーツなどの絶叫系アトラクションに加え、メリーゴーラウンドやおばけ屋敷、プールなど家族で楽しめる遊園地として人気を集めた。

 特にメリーゴーラウンド「カルーセルエルドラド」は1907年にドイツで製作され、71年からとしまえんで稼働している。多くの映画やドラマの舞台としても使われている。2010年には日本機械学会に「機械遺産」として認定されている。

 ユニークな宣伝ポスターなどでも話題を集めたが、近年はディズニーランドとUSJの入場者が1000万人を超える一方、としまえんは100万人強と苦戦している。

 また、昨年8月にはプールの遊具施設で8歳の女児が死亡する事故が起きている。

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