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【永田町・霞が関インサイド】正恩氏、党・人民軍・政府幹部を相次いで交代 2月は記念日ラッシュ…事を起こすか (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、今年になってから党、人民軍、政府幹部を相次いで交代させた。それがたとえ「粛清」であるとしても、軍部の掌握を含めて正恩氏の思い通りの人事である。

 その証しと言えるのは、1月25日に平壌(ピョンヤン)で催された旧正月記念公演に、正恩氏の叔母=父、金正日(キム・ジョンイル)総書記の妹=で、2013年12月に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)元国防委員会副委員長の妻、金慶喜(キム・ギョンヒ)氏が姿を現したことである。

 正恩氏を迎えた公演で、夫人の李雪主(リ・ソルジュ)氏と、妹の金与正(キム・ヨジョン)氏の間に座り、拍手する写真を朝鮮中央通信が配信したことから、約6年4カ月ぶりに慶喜氏の生存が確認された。

 というのも、同女史はこれまでに、張氏処刑後に重度なアルコール中毒などによる重病説や死亡説が流布されていたからだ。

 旧正月記念公演前日の24日、一昨年6月にシンガポールで行われた米朝首脳会談の実現に向けた実務責任者であった李容浩(リ・ヨンホ)外相が退任し、軍出身の李善権(リ・ソングォン)氏が就任したことが判明した。

 韓国メディアによると、かつて祖国平和統一委員長として南北交渉を担った李善権氏は「対米強硬派」である。

 それだけではない。外相人事と同時に、正恩氏の信認が厚いとされた外交担当の李スヨン党副委員長(国際部長)も退き、金衡俊(キム・ヒョンジュン)氏に交代した。

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