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「私大志願者数」ランク速報 近大が7年連続首位に王手! 早慶・MARCHなどは志願者減…受験生「難関校離れ」のワケ (1/2ページ)

 今年の私立大学志願者数ランキングに異変が起きている。1月29日の速報時点で早稲田、慶応、上智、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)、関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)などいわゆる難関校の大半が志願者を減らしているのだ。大学入試制度の混乱が影響しているのか。原因を探った。

 受験関連の分析に定評のある「大学通信」の協力を得て分析を行った。

 トップは昨年に続き近畿大で、このまま首位を守れば7年連続となる。

 注目なのが、有名校、難関校の志願者減少だ。別表中の最終志願者よりも少ないのはある意味当然だが、昨年の速報時点と比べても数千~1万人前後志願者を減らしている大学が多い。

 すでに志願者が確定した上智大、立教大も昨年から1割前後志願者が減少した。

 大学入試センター試験が今年で終了し、来年から大学入学共通テストに変わる。英語の民間検定試験活用と数学、国語の記述式の導入が見送られ、ここ数年の受験生の「安全志向」が変わるとの見方もあったが、実際に起こったのは難関校離れだった。

 大学通信の安田賢治ゼネラルマネジャーは「これほど大きな志願者数への影響は、少子高齢化や推薦入試受験者の増加だけでは説明しにくい。これまで難関から中堅まで複数の大学を併願していた受験生が、『どうせ受からないから併願しない』と難関大を回避する傾向が表れているのではないか」と指摘する。

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