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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】猛威振るう新型肺炎でも…国会は“桜一色”で失望 “仕事をしない”野党議員は恥ずかしいと思わないのか? (1/2ページ)

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が連日拡大している。死者はすでに630人を超え、感染者数も3万1000人に上っている。中国人観光客の多い日本は人ごとではない。これ以上、感染が広がらないよう、政治主導でさまざまな策を講じる必要があるだろう。

 国会に目を向けてみれば、どうだろう。政府の対策に不十分な点があれば指摘しなければならない立場の野党が、いまだに首相主催の「桜を見る会」を追及している。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は1月29日、「日本政府の(新型肺炎の)対応が非常に遅れている」「政府は後手後手の対応をしている」と批判していた。

 しかし3日の衆院予算委員会では、立憲民主党の辻元清美幹事長代行がいまだに「桜-」に関して質問していた。質疑時間約47分に対して「桜-」に費やされた時間は約44分だった。

 フタを開けてみればこれだ。日本は現在、中国に次いで感染者が2番目に多い国・地域となっている。株価も下がっている。国民の命や経済に影響を与えている状況で、新型肺炎に関連した提案や指摘はいくらでもできるではないか。

 「桜-」ばかりを取り上げている場合では絶対にない。野党が言いそうな、「与党が質問に答えない」「追及チームを設置している」という言い訳など通用するはずもない。

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