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【平沢勝栄 俺がやらねば】日韓関係改善は李前国務総理に期待 何人もの人の名を覚える“人心掌握術” (1/2ページ)

 新型コロナウイルスによる感染が拡大の一途だ。

 日本政府は自国民救出に、いち早く取り組んでいる。しかし、世界には医療や防疫の体制などが不十分な国も多い。日本はこうした国に対する可能な限りの支援も進めるべきだ。

 1985年、イラン・イラク戦争下で、多くの日本人がイランの首都テヘランに取り残された。その時、トルコは特別機を出し、自国民に優先して日本人を出国させてくれた。日本はそうしたご恩を忘れてはならない。

 ところで、先月、私は河村建夫代議士(衆院議員)に同行して韓国を訪問した。

 韓国では文喜相(ムン・ヒサン)国会議長や新旧の国務総理(首相)などと会談を持った。

 誰もが日韓の現状を憂えていた。

 しかし、根強い「反日」の世論や4月に行われる国会議員の総選挙を考えると、徴用工問題などをめぐる問題の解決は容易ではないようだ。

 こうしたなかで、前国務総理の李洛淵(イ・ナギョン)氏とは長時間にわたり雑談したが、李氏の話は大変、興味深かった。

 李氏は東京駐在特派員の経験があることから、日本の事情には極めて精通している。山口百恵や吉永小百合の歌などは完全に諳(そら)んじていた。

 その李氏は「30人くらいなら、その場で全員の名前をすぐに覚える」と話していた。韓国に駐在する日本のマスコミの代表ら16人と懇談した時は、その場で全員の名前を覚えたそうだ。韓国南西部の全羅南道(チョルラナムド)の知事の時は、千数百人の職員全員の名前を覚えていたという。

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