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北村地方相“迷走答弁”に野党が不毛な攻撃 「失言」誘導するかのような…

 一体、日本の国会は何をやっているのか-。衆院予算委員会は7日、北村誠吾地方創生相(73)が左派野党の質問攻めにあって立ち往生し、反発した野党が審議の途中で退席して流会となった。答弁が安定しない北村氏が最も問題だが、法律の細かい内容まで問いただして「失言」を誘導するかのような野党側にも疑問の声が上がっている。

 「内容を確認しているので、しばらくご猶予をください…」

 北村氏は予算委員会で何度も答弁に窮し、気まずそうな表情を見せた。

 立憲民主党の黒岩宇洋氏(53)が、首相主催の「桜を見る会」の推薦者名簿について、内閣府が保存期間を「3年」とした理由を問いただしたのに対し、北村氏は「公文書管理法施行令を参考にした」と説明した。

 だが、黒岩氏は「議論がかみ合っていない!」などと納得しない。野党側は「審議は続けられない」と反発し、そのまま席を立ってしまった。

 北村氏は1947年、長崎県生まれ、早稲田大学政経学部を卒業後、代議士秘書、長崎県・佐世保市議、長崎県会議員を経て、2000年の衆院選挙で初当選した。当選7回。

 「腰が低い人格者」という評判だが、国会答弁はどうも不安定で、大臣として適材適所とは言い難い。

 政治評論家の伊藤達美氏は「北村氏は高齢で耳も不自由ななか、懸命にやっている。『桜』追及ばかりの野党は大臣への礼節に欠け、揚げ足取りに終始しているように見える。中国発の新型肺炎の感染拡大で、日本や世界が緊急事態にあるなか、新型肺炎に議題を絞るなど、建設的な議論を国会には期待したい」と語っている。

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