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新型コロナで…クルーズ船内“不満爆発”寸前! 豪華船旅、人気も“沈没”危機 過去にインフルやノロ集団感染、乗客トラブルも (2/2ページ)

 2000年9月にはオーストラリア・シドニー発のクルーズ船内でインフルエンザの集団感染が発生。海外の論文によると、乗客約1100人に対する調査で少なくとも310人の感染が確認された。40人が入院、2人は死亡したという。ノロウイルスの集団食中毒の発生例もある。

 最近では1月26日、長崎県の御床島(みとこしま)沖を航行中のクルーズ客船「コスタ・アトランチカ」から、乗客が海中に転落する事故があった。旅行ジャーナリストの大川原明氏は、「船のデッキ部分は思いのほか風が強く、自撮りのために柵のあたりにいると風にあおられてしまうことがある。酒を飲んだら外に出ないなど十分な警戒が必要だ」と指摘する。

 船内での行動が大半のクルーズ旅では、乗客同士のトラブルもあるという。大川原氏は「他の乗客と険悪になれば、従業員に相談して食事の時間をずらしてもらう必要もある」と話す。客室内の湯が出にくい、水が少し茶色っぽいなどの不満が出ることもあるようだ。

 「代わり映えしない景色に飽きるという不満を持つ人もいる」と大川原氏。通常の船旅でもそうなのだから、自由に行動できない「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客のつらさは察するに余りある。

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