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【永田町・霞が関インサイド】情報源確保の絶好の機会に…日本人として唯一、杉山晋輔駐米大使が出席 ワシントン・会員制社交クラブの晩餐会 (2/2ページ)

 正副大統領時は名誉会員だが、ドナルド・トランプ大統領は“超多忙”が故に欠席した。

 ともかく、出席者がすごい。クラブ議長のミット・ロムニー上院議員(共和党)、前議長のジョン・ケリー元国務長官(民主党)、次期議長のデビッド・ルーベンスタイン・カーライルグループ総帥をはじめ、歴代の国務、国防、財務長官、最高裁判事など、そうそうたるメンツだった。

 車椅子のヘンリー・キッシンジャー元国務長官(96)、これまで唯一CIA、FBI両長官を務めたウィリアム・ウェブスター氏(95)の両長老の姿もあった。

 トランプ大統領周辺からは、マイク・ポンペオ国務長官、イバンカ大統領補佐官・クシュナー上席顧問夫妻、そして、共和党の実力者、ミッチ・マコネル院内総務、ナンシー・ペロシ下院議長(民主党)といった布陣は、まさに、しばし「大統領弾劾裁判」を忘れての呉越同舟ぶりであった。

 さて、ここで指摘しておくべきは、日本人として唯一、杉山晋輔駐米大使が出席していたことだ。非米国人出席者は、杉山氏とサウジアラビア、ヨルダンなど中東の王女外交官数人である。

 こうした非公開の「場」が、実は日本外交にとって貴重な情報源確保の絶好の機会になるのだ。(ジャーナリスト・歳川隆雄)

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