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国民・岡本充功議員“不可解な会計処理”大阪の高級ホテルでも 16年の収支報告書にも疑義

 国民民主党の岡本充功(みつのり)衆院議員(48、比例東海)が代表を務めた政党支部が不可解な会計処理をしていた問題で、2015年に続き、翌16年の政治資金収支報告書にも疑問が浮上した。JR大阪駅に近い高級ホテル「ヒルトン大阪」の宿泊代として、同じ日付の「1万円以下」の少額領収書が4枚も存在するのだ。岡本氏はどう説明するのか。

 夕刊フジは14日発行で、岡本氏が代表だった政党支部に、浜松市の高級ホテルの宿泊代として、同じ日付で、同じ部屋(=デラックスツイン、1泊1人4万2350円から)の「1万円」の領収書が10枚も存在することを報じた。

 政治資金規正法では「1万円以下」の支出は収支報告書に詳細を記載する義務はなく、分割して隠した疑いがある。

 酷似する処理が、岡本氏が16年に代表だった政治団体「民進党愛知県第9区総支部」でも行われていた。

 夕刊フジが16年の少額領収書(1万円以下)のコピーを入手して調べたところ、「ヒルトン大阪」で16年1月9日、「御宿泊代」として「1万円」で3枚、「7417円」で1枚、計4枚の領収書があった。名義は総支部名ではなく、「岡本様」と記されていた。

 同じホテルで、同総支部は同年6月22日(4万2849円)と、7月9日(2万9030円)の「宿泊費」は収支報告書に計上しているが、明らかに処理が違う。

 ヒルトン大阪は、大阪の中心街、梅田に位置し、JR大阪駅から徒歩2分。1泊1万円以下で泊まれるのか?

 ホテル関係者は「どのシーズンもありません。特に1月は混み合い、ないですね」と明言した。

 政治資金の処理として、どう説明するのか。

 岡本事務所は一連の会計処理について、「『総支部』名で会計処理しなかった点を含め、適正ではなかったものは見直し、修正する」と語った。

 有権者はこれで納得できるだろうか。

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