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安倍首相、辻元清美氏へのやじ謝罪 「不規則発言、厳に慎む」

 安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、12日の予算委で立憲民主党の辻元清美氏の質問を受けた直後に「意味のない質問だ」とやじを飛ばした問題について「辻元氏に対し、質疑終了後、不規則な発言をしたことをおわびする」と謝罪した。「今後、閣僚席からの不規則発言は厳に慎むよう、首相として身を処していく」とも強調し、国会審議での言動に気を付ける意向も示した。

 辻元氏は、首相の謝罪後に質問に立った。2015年5月の安全保障関連法を巡る国会審議でも首相から「早く質問しろよ」とやじを飛ばされたと振り返った上で「やじを飛ばしまくる首相は初めてだ」と非難した。

 首相は12日の予算委で、辻元氏から「タイは頭から腐る」などと政権批判を受けた後にやじを飛ばした。直後に野党議員から理由を問われ「(辻元氏による)罵詈雑言の連続で、反論の機会が与えられなかった」と釈明していた。

 野党は「議会制民主主義への冒涜だ」と反発し、謝罪を要求。13日に予定していた予算委は流会となった。与党幹部からも首相に自制を求める声が出ていた。

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