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【永田町・霞が関インサイド】米大統領選、民主党候補指名争いの現状 外務省幹部の見立ては「3氏のトップ争い」 (1/2ページ)

 先週、外務省幹部と長時間、話をする機会があった。話題は当然、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の深刻な現状に及んだ。だが、筆者の本音は、米大統領選に関するディープな情報を聞き出すことだった。大統領選とは直接関係ないことだが、初めて知った事実を紹介したい。

 ドナルド・トランプ大統領が2月4日夜(米国東部時間)に行った一般教書演説(日本の首相施政方針演説に相当)で出来(しゅったい)したハプニングである。

 覚えている方も少なくないと思うが、米議会上下院合同委員会の演壇に上院議長のマイク・ペンス副大統領(共和党)と、ナンシー・ペロシ下院議長(民主党)が大統領の入場を待っていた。

 拍手で迎えられたトランプ氏は演説文を両氏に差し出し、受け取ったペロシ氏が握手を求めたが無視されたのだ。

 そして、長広舌のトランプ演説が終わるや、ペロシ氏は3回にわたって演説文を破り捨て置いたのだ。

 大統領署名がある演説文は「公文書」である。翌年の一般教書演説後に米公文書館に提出・保管される。

 トランプ演説があまりにも自画自賛を繰り返し、露骨な政党対立を煽る内容に終始したことでペロシ氏は怒り心頭に発し破ったのだろうが、前代未聞のことだった。「違法行為」との指摘があるという。

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