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北朝鮮で富裕層女性殺害事件、残忍な手口に恐怖広がる (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、北朝鮮は国境を閉鎖し、事実上の鎖国状態となっている。未確認ながら、各地で感染者が発生しているとの情報が広がり、社会全体がざわついている中で、残忍な犯罪が発生した。

 両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋は、先週起きた殺人事件の詳細を語った。

 事件の犠牲となったのは、恵山(ヘサン)市の恵江洞(ヘガンドン)に住んでいた40代女性のチェさん。脱北して韓国に暮らす人からの仕送りを、北朝鮮に残された家族に手渡す送金ブローカーの仕事をしていた。手数料は、送金額の20~30%(韓国の北韓人権情報センター調べ)と非常に高額なこともあり、チェさんはかなり裕福な暮らしをしていた。

 (参考記事:韓国の脱北者「59%が北朝鮮に送金」 北朝鮮から韓国へ送金するケースも

 事件が起きたのは今月5日のことだ。チェさんの親戚が家を訪ね、外から呼びかけたが返事がなかった。ドアが開いており、家に入ってみたところ、居間でチェさんが死んでいた。その日の夜中に自宅に侵入した何者かに鈍器で殴られ、死亡したものと思われる。通報を受けた保安署(警察署)は捜査に乗り出した。

 現場検証の結果、チェさんの頭部、頸部に傷があったことから、保安署は犯人がまずチェさんの頭部を鈍器で殴ったあとで、首を絞めたものと見ている。

デイリーNKジャパン

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