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大阪都構想「北区・中央区」名称めぐり…東京VS大阪勃発! 「特別区として唯一の名称でありたい」 ネット上で皮肉「さすが東京様やなぁ」 (1/2ページ)

 大阪都構想をめぐり、思わぬところで東京VS大阪の仁義なき戦いが勃発した。大阪市を廃止して再編を予定する4つの特別区のうち2つの名称を「北区」と「中央区」とすることに、東京都の北区と中央区が「混乱を招きかねない」として再検討を求めた。大阪側は「問題はないはず」としており、議論は平行線をたどっている。

 大阪都構想は大阪府と市の「二重行政」解消を狙ったもの。2015年の住民投票では僅差で反対票が上回ったが、松井一郎市長と吉村洋文府知事が再挑戦を掲げ、今年11月には住民投票が行われる予定だ。

 都構想が実現した場合、大阪市の24区が「北区」「中央区」「天王寺区」「淀川区」の4特別区に再編される。

 「北区」は現在の北区のほか、福島区、都島区など6区が包括され、人口は約75万人の見込み。「キタ」で知られる梅田や、天神橋商店街、京橋など繁華街も多い。

 「中央区」は、現在の中央区のほか、西区、大正区、浪速区など6区が包括され人口は約71万人を見込む。官庁街のほか大阪城や通天閣もある。

 この名称案に「できたらご遠慮いただきたい」と漏らすのは、東京都北区議の大沢たかし氏。「東京都北区の赤羽や王子は住みやすい街として評価も受けている。すでに複数の都市に『北区』は存在する。視察の際『北区から来ました』とあいさつすると、『どこの北区?』と返されてしまう。大阪市にももっと大阪らしい名称もあるのではないか」と再考を促す。

 名称問題で東西がモメる根拠となっているのが旧自治省が1970年に出した事務次官通知。新たに作られる自治体の名称について「既存の自治体と同一または類似する名称にならないよう十分配慮すること」とある。

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