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新型肺炎、国難対処発言で「ポスト安倍」5候補を採点! 政治評論家・小林吉弥氏 (1/2ページ)

 感染拡大が続く新型コロナウイルスへの対応は、安倍晋三政権にとって前代未聞の試練といえる。国難ともいえる危機への対処は「次期リーダーの資質」を見極める、いい機会となりそうだ。政治評論家の小林吉弥氏に「ポスト安倍」候補5人の言動について、論評してもらった。

 「国民の命と健康を守るため、医学的・科学的な評価に基づき、感染対策を講じていく」

 加藤勝信厚労相は、今回の事態をこう語っている。元大蔵官僚だけに、国会答弁や記者会見はそつがないが、国民の不安払拭まではいかない。

 小林氏は「加藤氏ならではの危機管理の見識がいまなお見えない。発表も、厚労省の作文以上のものは感じない。加藤氏の政治力が問われる。まさにいまこそ、正念場だ」と指摘する。

 「ポスト安倍」の有力候補とされる岸田文雄政調会長は「政府と与党が力を合わせ、国全体で取り組んでいく」と語っているが、存在感の薄さは相変わらずだ。

 小林氏は「与党の政策責任者として、発信力を強める絶好の機会。感染症対策を大胆に、厚労省と頭を突き合わせて率先してやるべきだが、いまひとつだ」と語る。

 最近、逆風気味の菅義偉官房長官も記者会見で、「(クルーズ船対応については)良かった点や悪かった点をしっかりと検証し、次につなげたい」などと語っているが、「やはり、官僚から上がってくる原稿を読んでいるだけだ」(小林氏)と厳しい。

 そんななか、河野太郎防衛相が自衛隊の支援活動についてツイッターで発信し、ネットユーザーの注目を集めている。

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