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【永田町・霞が関インサイド】米大統領選 民主党候補指名争い“混迷”の原因は執行部のリーダーシップ欠如か (1/2ページ)

 3月3日は、米大統領選の民主党候補指名争いの天王山となるスーパーチューズデー(=大票田カリフォルニア、テキサス州など14州)である。

 民主党予備選は2月3日のアイオワ州党員集会投票で始まり、ニューハンプシャー州(同11日)、ネバダ州(同22日)と続いた。急進左派、バーニー・サンダース上院議員(78)は、今や穏健派から集中攻撃されるほどのトップを走る。

 当初は本命視された中道、ジョー・バイデン前副大統領(77)は第4戦、サウスカロライナ州(同29日)でやっと大勝し、初戦で彗星(すいせい)の如く飛び出した穏健派、インディアナ州サウスベンド前市長のピート・ブティジェッジ氏(38)は課題とされた黒人、ヒスパニック系票が伸びず、苦戦している。

 一方、ネバダ州の討論会から参入した大富豪、マイケル・ブルームバーグ氏(78)は他候補からの集中砲火を浴び、質問に窮するなどテレビ中継でぶざまな姿をさらした。逆に、アイオワ、ニューハンプシャー州で低迷した左派、エリザベス・ウォーレン上院議員(70)は捨て身で臨んだ討論会で予想外の高評価を得た。

 米大統領予備選は、実に分かりやすい。討論会で高評価を得て、各州の予備選に勝利すれば、その直後から献金が飛躍的に増えるのだ。

 先週時点での5候補の選挙資金は、サンダース氏1680万ドル(約18億1500万円)、バイデン氏710万ドル(約7億6700万円)、ブティジェッジ氏660万ドル(約7億1300万円)、ウォーレン氏230万ドル(約2億4800万円)である。別格のブルームバーグ氏は届け出レベルで5510万ドル(約59億5400万円)だが、これまでに広告宣伝費に400億円以上投入している。

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