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「パンデミックの脅威が現実的になった」WHO事務局長がいまさら発言…「媚中・無策ぶり」露呈 責任追及は不可避

 WHO(世界保健機関)のテドロス・アダノム事務局長が、中国発の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ようやく「パンデミック(世界的な大流行)の脅威が、非常に現実的になった」という認識を示した。これまで、「中国寄り」の言動を繰り返し、「死のウイルス」への対応も後手に回り、世界中を混乱に陥れた責任は重い。

 テドロス氏は9日、スイス・ジュネーブでの記者会見で、冒頭のように新型コロナウイルスの危機的現状に言及した。

 だが、「これほど多くの人々と国々に、ここまで早く広がったのは、厄介な事態であるのは確かだ」と、他人事のようにも語った。

 WHOによると、新型コロナウイルスの感染者は同日、全世界で10万9578人と、108カ国・地域にまで広がった。

 忘れてならないのは、テドロス氏の「媚中」「無策」ぶりだ。

 WHO緊急委員会(1月23日)の時点で、中国全土や18カ国・地域で感染者を確認していたが、「ウイルスの流行はまだ中国国内に限られている」と発言をし、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」との宣言を1月30日まで見送った。これが世界各国の対応の遅れにつながった。

 中国当局の初動の遅さや隠蔽行為を批判する声が世界で広まるなか、テドロス氏は「中国は時宜にかなった有力な措置を講じている」などと、中国擁護の発言を連発した。

 WHOは、世界中の人々の健康を守るのが使命だ。事態が収束した後、テドロス氏への責任追及は避けられない。

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