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WHO「パンデミック」宣言も中国“忖度”? 習主席の武漢訪問後

 WHOのテドロス事務局長は11日、新型コロナウイルス感染症について「パンデミックと表現できるとの判断に至った」と表明した。感染は中国からイタリアや韓国、イラン、ドイツなど世界の広範囲に拡大し、医療崩壊を引き起こし、全世界で感染者数が約12万人、死者は約4380人に上っている。テドロス氏は「感染者や死者、国の数は今後も増えるとみられる」として楽観的な対応を取らないよう求めた。

 とはいえ、楽観的だったのはテドロス氏自身だ。中国での感染が深刻化していた1月23日、最高レベルの警告「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を見送った。結局、同30日に宣言したが、各国の対応の遅れにつながった。

 その後もテドロス氏は中国擁護の発言を連発。「パンデミック」宣言も、習近平主席が武漢を訪問し、「ウイルス封じ込め」を強調した後に出たものだった。

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