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ネットサービスで巧妙化する「マスク闇取引」 専門家「通信アプリなどで個人間のやり取りに移る可能性」 (2/2ページ)

 最初に問題視された出品は、ユーザーからの通報が相次ぎ現在では削除されているが、その後別のアカウントから出品された1万円の“替え芯”は落札されたようだ。

 詐欺被害や悪徳商法に詳しいジャーナリストの多田文明氏は「ヤフオクやメルカリなどプラットフォームでの売買は、政府の罰則化方針を受け、取り締まりが本格化している」と指摘する。

 多田氏は、今後の闇取引の動向について、誰でも参加できるネットサービスから「通信アプリなどを介した個人間のやり取りに舞台を移す可能性が高い。取り締まり前に売買を行ったユーザーと直接連絡を取って再び売買したり、別の日用品を買ったユーザーにマスク購入を呼びかける可能性もある」とみる。

 「違法薬物などと同じイメージだ」と語るのは弁護士の高橋裕樹氏。「個人間のやり取りでもマスクの高額転売が違法であることに変わりはない。マスク自体の金額は上げず、別の商品を高額にして抱き合わせて売る手法や、送料を上げる手法も違法だ」という。

 闇マスクには手を出さない方が賢明だ。

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