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【小池百合子 強く、そしてしなやかに】新型コロナに打ち勝ってこそ…「東京五輪、パラリンピック」の成功がある (1/2ページ)

 みぞれ交じりの寒さとなった今月14日、東京都心では1953年の統計開始以来、最も早くソメイヨシノの開花を迎えた。記録的な暖冬の影響で、平年よりも12日早く、まもなく満開となる見込みだ。

 花見といえば、上野恩賜公園が有名だが、今年は美しい桜を愛でていただいても、飲めや、歌えやの宴会は、ご遠慮願いたい。日本人から花見の楽しみを、情熱的なイタリア人からハグやキスを奪っているのは、新型コロナウイルスの影響である。

 世界各地で感染が拡大している新型コロナウイルスは、特効薬が見つからず、いつ、どこで自分や家族らが感染するか分からない「未知のウイルス」である。

 11日にはWHO(世界保健機関)が「パンデミック」を宣言した。わが国は「現時点では緊急事態を宣言する状況ではない」(安倍晋三首相)ものの、事態は刻々と変化しており、都民をはじめ国民の生命や健康を守るために、必要な対策を躊躇(ちゅうちょ)なく講じていかなければならない。

 東京都としても医療機関の受け入れ態勢を強化し、高齢者施設や保育所、障害者施設、医療機関などにマスク計約500万枚の配布を始めた。

 ほかにも、資金繰りに苦しむ中小・零細企業に対し融資の返済猶予を可能にする制度の創設や、休業での収入減に備えて従業員向けの実質無利子融資を行うなど、今後もより細かな視点で都民ニーズに対応していく。

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