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新型コロナ患者発見へ「CT検査」が威力発揮! 普及率は世界一、肺炎確認後にPCR検査 (2/2ページ)

 肺炎の診断にも一定の有効性を発揮する。石井氏は「肺炎の症状があってCTを撮ると、画像で表される所見から一般的には細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、嚥下(えんげ)性肺炎など大まかな種類を見分けることができる」と解説する。

 とはいえCTだけで新型肺炎かどうか診断できるわけではないという。

 「CTによる所見でウイルス性肺炎を疑うことまではできるが、コロナウイルスとの断定はできない。肺炎の症状がなければCTでは映らないことが多く、ごく早期の段階では役に立たないこともある」(石井氏)

 安易な使用は、医療態勢にとってもデメリットもある。「新型コロナウイルス感染者の検査を行う場合、医療従事者の防御や検査後の装置の消毒も必要になる。他の疾患でCT検査が必要な患者もいるので、とりあえずCTを使うという考えはよくない」と石井氏は指摘した。

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