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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「流行」》陰謀論はデマです (2/2ページ)

 とまあ挙げ始めたらいくつも出てくるこの手の「デマ」。長く医療分野の取材を担当する中で感染症に興味を持ち、国立感染症研究所の講座にも通った身としては、「科学」が政治批判の道具に使われることに、ものすごい怒りを感じます。経済補償や首都閉鎖などの政策と絡めて政権批判の材料にされることも多いですが、現場で治療に当たっている医療関係者が求めているのは、国民の意識改革と行動変容。感染を広げないようにする私たちひとりひとりの心掛けと行動が大切なのです。

 感染症の流行は、デマの流行も呼びます。ウイルスは目に見えないし、有効なワクチンや治療薬がないことが恐怖に拍車をかけます。残念ながら、今後も新たなウイルスが人類の間で流行することは避けられないでしょう。でも、ウイルスと戦う人々を無責任に不安に陥れるデマの流行は私たちの手で止められる。そう信じたいです。(み)

 演劇大好きなアラフォー根無し草。多くの演劇公演が中止になり、引きこもる日々です。

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。3月のお題は「流行」です。