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コカイン、漂白剤、牛肉…コロナ拡大でデマ横行 エープリルフールに警戒

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、世界中でデマが横行している。「牛肉を食べれば防げる」「漂白剤を飲めば治る」。人体に危険な偽情報も含め、インターネットを通じて拡散。4月1日のエープリルフールには、さらに流言飛語が広がる恐れもある。各国・機関は注意喚起に躍起だ。

 イランでは2月以降「予防にはアルコールが有効」との情報が広まり、密造酒を飲んだ2千人以上がメタノール中毒症に陥って200人以上が死亡した。

 他に流れた偽情報は「酢と塩入りの水でうがいすれば除去できる」「米国の感染者が医師の首にかみついた」「コカインで治る」などで、いずれも否定されている。

 日本でも2月、中国・武漢の医師の情報などとして「ウイルスは耐熱性がなく、お湯を飲めば予防できます」との偽情報が会員制交流サイト(SNS)で拡散。政府が4月1日に緊急事態宣言を発令するとのうわさも流れ、安倍晋三首相は3月30日「デマやフェイクニュースに気を付けてほしい」と注意を促した。(共同)