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新型コロナ、若者も重症化 都内感染者7割が40代以下…欧州では死亡例も (1/2ページ)

 新型コロナウイルスをめぐっては、若者が無症状や軽症のまま繁華街など出歩き、高齢者に感染を拡大させることが問題になっているが、実は若者自身も危ない。英国で基礎疾患のない13歳の少年が死亡するなど若者の死亡が相次ぐほか、国内でも重症化の例が出ている。専門家は若者に「甘えている場合ではない」と警告する。

 この数字を改めて見てほしい。東京都が3月31日に発表した新型コロナウイルスの感染者78人のうち、年代別で最も多かったのは30歳代の21人。そして20歳代も15人、40歳代は14人だった。40代以下が54人と全体の約7割を占めたのだ。

 これまでは高齢者や基礎疾患を持つ人が重症化や合併症など高いリスクにさらされると強調されてきたが、小池百合子知事は、若い世代の感染が増えているとの認識を示した。都は新学期から再開予定だった都立学校の休校を大型連休明けまで延長する方向で検討している。

 海外では10代の若者の死者も出ている。英ロンドンの病院で30日、13歳の少年が死亡した。英国内の感染者で最年少の死者とみられる。基礎疾患などはなかった。

 ベルギー保健当局は31日、感染した12歳の少女が死亡と発表。フランスでも26日、パリ近郊に住む持病のない16歳少女の死亡が発表された。

 米疾病管理予防センター(CDC)が発表した16日時点の米国内の計4226人の症例報告では、入院患者508例のうち、20~44歳が20%を占めている。

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