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【有本香の以読制毒】「国民一丸」阻む敵は誰か? 批判ばかりの左派野党にあぜん、不安あおるワイドショーには罰則を (1/3ページ)

 安倍晋三首相が、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法(新型コロナ特措法)に基づく「緊急事態宣言」を発令したことを受け、対象の7都府県では8日、新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向けた「徹底した自粛措置」に入った。ただ、感染者は増え続けており、東京都は新たに144人(一日あたり最多)、大阪府でも43人の感染者を確認した。麻生太郎副総理兼財務相率いる財務省主導のドケチな経済対策の影響か、休業要請をめぐり、西村康稔経済再生担当相と小池百合子都知事が対立した。ワイドショーの中には視聴率目当てか、真偽不明な情報を吹聴するような動きもある。ジャーナリストの有本香氏は人気連載「以読制毒」で、「死のウイルス」に立ち向かう国民の一致結束を阻む敵に迫った。

 緊急事態宣言の翌日、東京・銀座を車で通った。日本随一の繁華街、銀座四丁目交差点に鎮座する和光、三越といった老舗デパートをはじめ、有名店のシャッターがことごとく下りている。年末年始以外には見られない「異景」だった。

 ほんの2カ月前まで、外国人観光客であふれかえっていた通りには、人影もまばら。それでも付近の職場で働く人たちか、マスクを着け早足で歩く人の姿がちらほらとみられる。眺めていると、不思議な感慨が湧いてきた。

 「強制力」など行使せずとも、警察官が棒を振り回して市民を追い立てずとも、「総理の一声」で、これだけ見事に営業や外出を「自粛」する国民は、世界のどこにもいまい。国民が本気になりさえすれば、わが国に「ロックダウン(都市封鎖)」など不要であるかのようだ。

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