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【永田町・霞が関インサイド】“都市封鎖”続く世界各国の新型コロナ対応 安倍首相は「緊急事態宣言」で正念場 (1/2ページ)

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(3日付電子版)に、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官が寄稿、「新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大は世界秩序を永遠に変える」と指摘している。

 と同時に、米国に新たな時代に備えた計画作りを急ぐように求めるとともに、いかなる国も一国だけの努力で克服できない故に、世界的な協力が不可欠である、と主張する。

 世界最多の約46万5000人の感染者(=ジョンズ・ホプキンズ大学、10日集計)を抱える米国は、ドナルド・トランプ大統領が3月13日に国家非常事態を宣言した。感染者および死者数が急増したニューヨーク州など各州で知事が不要不急の外出の禁止、出勤制限を発令している。首都ワシントンも外出禁止令が出た。

 イタリアは1月31日に6カ月間の非常事態を宣言、感染・死者の数が爆発的に増加した3月10日に全土に外出禁止令を発令した。

 憲法に緊急事態条項を盛り込むドイツだが、アンゲラ・メルケル首相は発動せず「感染予防法」により3月16日から一部国境を封鎖、3人以上の集会を禁止した。

 フランスのエマニュエル・マクロン大統領は外出禁止令に加えて、3月23日に「衛生上の非常事態法」を公布、首相に感染者強制隔離のほか医療崩壊防止のため価格規制や物資押収、会合禁止など強大な権限を与えた。

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