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【新型コロナと自衛隊】成田・羽田空港の水際対策で…自衛隊が動いた! 知事の要請待たない「自主災害派遣」 (1/2ページ)

 今月1日、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)を受けて、「水際対策強化に係る新たな措置」が決定した。3日から入国者に対して、さまざまな水際対策処置が開始された。入国者は原則、入国後14日の自宅やホテル待機となった。

 さらに、所定の地域への訪問歴がある入国者全員に、PCR検査を義務付けた。検査結果が陽性となれば、直ちに所定病院に隔離される。陰性の場合も14日の待機を要請する。PCR検査の結果が出るまでの数日間、所定の宿泊施設で待機となる。その送迎、待機施設での生活支援などが急遽(きゅうきょ)、必要となった。

 成田空港と羽田空港には、厚労省の検疫所が常設されている。いきなり膨れ上がった業務に検疫所が大混乱に陥る前に、自衛隊が動いた。知事の要請をまたない「自主災害派遣」だった。

 自衛隊の医療スタッフはここで、PCR検査の検体を採取し、健康チェックを行う手伝いをしている。自衛隊はクルーズ船対応に続き、しっかりと完全に防護具を装着してミッションを遂行している。

 今回の水際対策への自主災害派遣には、医療スタッフだけでなく輸送関係の一般自衛官も派遣されている。PCR検査の結果待ちの人々を待機先のホテルに送迎するとともに、検査結果が出るまでホテルの外に出られないため、生活支援も行っている。

 こういうギリギリの場面で自衛隊が活躍すればするほど、自衛隊は国民から信頼され、高く評価される。

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