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【永田町・霞が関インサイド】米大統領選、バイデン前副大統領が予想外の求心力! 副大統領候補にはミシガン州知事が急浮上 (1/2ページ)

 外務省(秋葉剛男事務次官・1982年入省)に、在米日本大使館(杉山晋輔駐米大使・77年)から「米大統領選に関する最新情勢分析」が届いている。

 ワシントンの日本大使館政務班(班長・市川恵一駐米公使=政務担当・89年)が作成したものだ。

 もちろん、この報告書は「厳秘」であり、そのコピーが筆者の手元にあるわけではない。ただ、その概要については掌握している。

 結論を先に言えば、ドナルド・トランプ大統領再選は確定的とまで言えないというものだ。

 その理由は、民主党大統領候補指名を確実にしたジョー・バイデン前副大統領(77)が予想外の求心力を掌中にしたことである。

 最後まで熾烈(しれつ)な指名争いをしたバーニー・サンダース上院議員が「再選阻止のため、バイデン氏とともに戦う」と表明、さらにバラク・オバマ前大統領もバイデン氏支持を明らかにした。

 中道派・バイデン氏支持と、急進左派・サンダース氏支持の股裂き状態にあった民主党の挙党体制が見えてきたのだ。

 そうしたなかで、日本大使館政務班が注目しているのが、バイデン氏のランニング・メイト(副大統領候補)である。

 バイデン氏が大統領選で勝利するには(1)女性票(2)若年票(3)中西部の接戦州票-の3つが死活的なカギを握る。

 とりわけ、2016年の大統領選の勝敗を分けた「ラストベルト」の激戦4州(ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア、オハイオ)を勝ち取らなければ勝算はない。

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