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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「忍」》手の届かない存在が身近に 制約の中で見出すもの (2/2ページ)

 同社の動画配信は、視聴者の投稿がリアルタイムで画面に表示されるのが特長だ。若手人気落語家の柳亭小痴楽、桂宮治の寄席を視聴したが、2人は掛け合いをしながら投稿を読み、「『早く落語を始めろ』ってさ」などと反応してくれる。ネットを通じ、「投げ銭」をすることも可能だ。

 時事ネタも織り交ぜながら「初天神」(宮治)、「両泥」(小痴楽)を熱演した後は、多くの視聴者が打ち込んだ拍手を表す「8888(パチパチパチパチ)」で画面が埋まった。パソコン越しに笑って書き込んで、思わぬ一体感まで感じた夜だった。

 ネットでの飲み会や落語鑑賞はこんな状況でなければ、やってみようと思わなかった。テレワークも日本中で急速に対応が進み、来年の東京五輪・パラリンピックでは、ノウハウが混雑解消に役立つことだろう。

 制約の多い毎日だが、窮すれば通ず。今できることやってみれば、新たな楽しみや道が開けるかもしれないと感じている。(ゆ)

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。4月のお題は「忍」です。