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帰省した若者が「地元に裏切られる」という緊急事態が続発 (1/3ページ)

 新型コロナウイルスの感染について、地方では、都市部から移動してきた人が経路となった例がいくつも確認されていることもあり、必要があって移動してきた人を非難するような雰囲気ができあがりつつある。戦うべき相手はコロナウイルスであるはずなのに、感染の可能性があるだけの人を敵視したり差別する感情が育ちつつある。地元での居場所を奪われつつある人たちの嘆きを、ライターの森鷹久氏がレポートする。

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍首相は4月17日、これまで首都圏や大都市圏にのみ発令していた緊急事態宣言を、全国に拡大すると発表した。感染者が1万人を優に超え、感染による死者がクルーズ船ぶんを除いても250名を超過して動揺の声が国民から上がっている。

 「正直、全然実感ないです。テレビも新聞も連日コロナコロナで、気が滅入りそう。特に影響がないのに、営業の自粛といった話も出てきている。補償などあるのか。都会の話、だと思っていたので驚いています」

 こう話すのは、感染者が3人(4月18日時点)の徳島県内で飲食店を経営する男性(52)。つい最近まで通常通りの生活を続け、コロナウイルスに関しては「どこか遠い土地の話」と眺めていたというが、感染者の少ない地方では、こうした感覚の人々はそう珍しくはない。その一方で、極端に過敏になっている人々がいるのもまた、感染者が少ない地方都市だ。

NEWSポストセブン

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