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香港、大規模な人事刷新 親中派重用で対民主派工作第3弾 (2/2ページ)

 まず18日、香港警察が民主派の主要メンバーら15人を一斉に逮捕した。

 19日には、香港政府が基本法の解釈を変更し、中国当局による香港問題への介入を容認。これを受けて中国政府は21日、立法会で国歌法の成立を妨害する民主派議員の「違法行為」を非難し、辞任を求めた。

 そしてこの日、香港の“内閣改造”を断行。立法会選の強硬な運営もちらつかせて民主派を牽制(けんせい)した。

 林鄭氏にとっては、香港で新型コロナの感染拡大のペースが鈍化している現状は追い風となる。一桁に落ち込んでいた支持率も18%まで回復した。

 とはいえ、デモ参加者らが辞任を強く求めていた保安局長らは今回留任した。“親中色”の強まった新政府や、中国の介入を容認した林鄭氏の政策を、香港市民が支持するかは疑問だ。

 民主派は、香港返還記念日に当たる7月1日に大規模デモを計画している。(産経新聞)