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【いざ!幸福維新】バッタ、蛾の襲来で作物に壊滅的な被害…コロナの裏で迫る“食糧危機”に備えよ (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの感染が世界中に広がり、人の移動は制限され、さまざまなモノの生産が滞ってきています。

 そこで、4月1日、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)、世界貿易機関(WTO)の事務局長は共同声明を出し、「各国の新型コロナの封じ込めの行動が、結果的に食料供給に影響を及ぼすことがないよう、輸出制限はせず、各国間で協調すべきだ」と警告しました。

 コロナ禍でいま、農業に従事する労働者たちが働けず、人手不足が深刻な問題になっています。

 北アフリカでは大量の「サバクトビバッタ」が襲来して食糧を食い荒らし、壊滅的な被害を与えています。東アフリカでサイクロンが発生し、広範囲での降雨で緑化し、豊富な餌が供給されたのが異常に増殖した原因です。

 中国では蛾の幼虫の「ヨトウムシ」が大量に発生し、作物を食べつくしています。九州と四国を足したよりも大きい地域に被害が出ました。

 こんな現状をふまえ、各国は自国民の食糧確保に動き、「輸出規制」を検討し始めています。世界最大の小麦輸出国のロシアは、国内供給を優先し、4~6月の穀物輸出量に制限を設けました。

 では、日本はどうすべきか。日本は穀物の大半が輸入頼みで、家畜の餌にする飼料用穀物の自給率は28%しかありません。各国からの輸入が止まれば、タンパク源である豚や牛などの食肉、乳製品の生産にも影響が出ます。

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