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金正恩氏「脳死情報」真相は!? 識者の見方も割れ…「もう隠し通せない」「“親北”韓国・文政権への攻撃をそらすための心理戦か」 (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の健康問題に、世界が注目している。ロイター通信が25日、「中国、北朝鮮に医療専門家などのチームを派遣」と報じたのを受け、「心臓手術説」「脳死説」が流れた一方、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は26日、正恩氏が北部・両江道(リャンガンド)三池淵(サムジヨン)市の整備を支援した幹部や勤労者に「感謝を送った」と伝えた。真相はどうなのか。

 労働新聞によると、正恩氏が感謝を送った先は、保健省傘下の部員と労働者、国家科学院建築材料研究所傘下の所長、朝鮮民芸連合商社部員、国家設計総局傘下の副室長ら。正恩氏の健康不安説を払拭する狙いもうかがえるが、具体的な日時は不明だ。

 正恩氏は11日の党政治局会議に出席したと国営メディアが12日に写真とともに報じたのを最後に、視察活動などは明らかになっていない。北朝鮮最大の祝日であり、毎年出席していた15日の「金日成(キム・イルソン)主席生誕記念日」にも正恩氏は姿を見せなかった。

 こうしたなか、米CNNは20日、米情報当局者の話として、正恩氏が手術を受けた後、重体に陥っているとの情報があると報道。韓国の北朝鮮専門ニュースサイト「デイリーNK」も同日、正恩氏が心血管系の手術を受け、療養中と報じた。

 韓国政府の関係者は「重篤な状態ではない」「特異な動向は確認されていない」と発信したが、冒頭のロイター通信の「中国医療チーム派遣」報道を受けて、先週末、改めて「重篤説」が広まった。

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