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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】緊急事態宣言…安倍首相はもっと早く腹をくくってほしかった! 医療機関にかかる負担軽減を (2/2ページ)

 緊急事態宣言をめぐっては、いろんな方面から「早く決めてほしい」という要望が出ていたのに、安倍晋三首相は慎重な姿勢だった。だからボクとしては、五輪の延期はスムーズに決定できたのに、なぜ緊急事態宣言には慎重だったのかと思ってしまう。もっと早い段階で、国民を守るために腹をくくってほしかった。

 なぜかというと、早めに出して国民が従来からの行動を変えて感染の拡大が防げれば、医療機関にかかる負担も軽減できるからだ。日本は欧米と比べてコロナの死者数が圧倒的に少ないけど、これは医療関係者の尽力のたまもの。でも彼らが感染リスクの最前線にいることには変わりがない。

 コロナの感染が医療関係者の間でも広がって治療体制を維持できないと、人工透析のように医療の力を借りて生きている患者さんたちに深刻な影響が出てしまう。コロナに感染した人だけじゃなく、こうした人が以前と変わらずに治療を受けられる体制にするためにも、コロナによる医療崩壊は起きないようにしないといけないんだ。

 もう一つ、連日のニュースでは感染者数に着目したものが多いけど、死者数の方がとっても重要。ボクとしても、死者数は今後もしっかりと注視したいと思う。

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。著書多数、最新刊は「大炎上」(扶桑社新書)。

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