記事詳細

【永田町・霞が関インサイド】安倍政権を支えた3人、麻生・菅・二階氏の“権力構造”に軋み? 「一律10万円給付」のウラ (2/2ページ)

 安倍首相が「30万円」から「10万円」に転じた背景には、二階氏の存在がある。二階氏が14日の記者会見で、1人10万円給付の必要性に言及してから事態が急変したが、その兆しはあった。

 衆院当選9回である公明党の斉藤鉄夫幹事長と、同期の自民党の林幹雄幹事長代理の2人が水面下で接触を繰り返していたのだ。

 自民党運輸族の林氏と、無類の鉄道マニアの斉藤氏はおのおの、小渕恵三政権の運輸政務次官、科技政務次官、さらに福田康夫政権で国家公安委員長・沖縄北方担当相、環境相で初入閣を果たした“同志”である。

 この「斉藤、林氏コンビ」に加えて、自民、公明両党の森山裕、高木陽介両国対委員長が側面支援して、二階氏の記者会見に持ち込んだというのが真相のようだ。

 いずれにしても、81歳の二階氏の存在感が急浮上したのは紛れもない事実である。そして、同氏の企図するのが幹事長続投であることもまた自明である。(ジャーナリスト・歳川隆雄)

関連ニュース