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「政府の動きがおかしい」北朝鮮国内で金正恩死亡説が拡散 (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長が公式の場に姿を見せなくなって3週間が過ぎようとする中、北朝鮮国内の一部でも同氏の「死亡説」が広まっているという。

 だが、金氏一族を巡るネガティブな情報が広がる度、住民講演会などを通じて素早く警告を発してきた当局が、今回はこれといった動きを見せずにいることが、国民の疑念をいっそう深めている。

 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋は29日、デイリーNKの取材に対し、「元帥様(金正恩氏)が亡くなったという噂が、国境地帯で急速に広がっている。口に出すのも恐ろしい話題であり、皆、知らんふりを決め込んでいるが、大多数の人が耳にしているはず」と語った。

 「元帥様が亡くなったとする映像を見たと言っている人もいるが、当局はこれを広めた犯人を捕まようと血眼になっており、住民は緊張している」(情報筋)

 (参考記事:金正恩「死亡映像」が北朝鮮で拡散…当局厳戒、国民も緊張

 しかし、北朝鮮当局は映像に対しては強力に取り締まる一方、住民の間で出回る様々な噂については事実上、放置しているも同然だという。北朝鮮国内では「死亡説」のほかにも、「手術を受けたが危険な状態になり、復活の見込みはない」などとする「重体説」も出回っているとのことだ。

デイリーNKジャパン

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