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安倍晋三首相、緊急単独インタビュー!「まさに『戦後最大の国難』に直面…国民の命と雇用を守る」 10万円給付「一日も早くみなさんに届ける」 (1/4ページ)

 安倍晋三首相は、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)が続くなか、夕刊フジの単独インタビューに応じた。多くの貴重な人命を奪い、世界経済を壊した「未知のウイルス」の現状認識から、感染拡大を阻止する「緊急事態宣言」の決意。厳しい批判を受け止めながら、最前線で奮闘する医療従事者らに感謝し、傷ついた国民と企業を救う経済対策の徹底を誓った。米国などが批判を強める中国や世界保健機関(WHO)への対応とは。日本経済復活への道筋と、1年延長された東京五輪・パラリンピックを成功させる思いを明かした。

 --新型コロナウイルスの被害は甚大だ

 「まさに『戦後最大の国難』に直面している。世界各国で多数の死者、感染者が出ている。日本でも多くの方々が亡くなった。心からご冥福をお祈りするとともに、ご遺族のみなさまにはお悔やみを申し上げたい。日本経済にも大変な打撃が出ている」

 --日本の現状をどうみるか

 「都市部を中心に感染者が急増して、医療現場が危機的状況になったため、4月7日に7都府県に『緊急事態宣言』を発令し、専門家の見解を踏まえて、同月16日には全国に拡大した。事態収束には『8割の接触削減』が必要だ。大型連休中、感染者が多い都市部から地方への人の流れは絶対に避けなければならない。協力してほしい」

 --中国や欧米に比べると、日本の死者や感染者は少ない。なぜか

 「最前線の医療従事者による大変な努力とともに、国民のみなさんの協力によるところが大きい。心から感謝したい。WHOでは『日本は早い段階からクラスター(感染者の集団)を掌握し、一定の制御下に置いていた』『諸外国は、感染者数が数百から数千人になるまで介入しなかったため死者・感染者が増えた』と分析しているようだ」

 --海外では(日本で定期接種が行われている)結核予防のBCGワクチンが、発症や重症化を防ぐ可能性が指摘されている

 「BCG接種と、新型コロナウイルスの死者数の関係を指摘する研究者がいることは事実だが、『医学的にはまだ結論が出ていない』と聞いている」

 --では、医療崩壊が起これば、日本も欧米と同様になるのか

 「WHOの指摘はそうだ。そうならないために、国民のみなさんに協力をお願いし、政府も全力を尽くしている」

 --中国からの入国者を制限した時期が遅かった、という批判がある

 「WHOの緊急事態宣言(1月30日)を受けて、湖北省に滞在していた外国人らの入国申請を拒否したのは2月1日から。諸外国と比べても早かった。専門家の『日本の水際対策は一定の成果を挙げている』という評価もある」

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