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安倍晋三首相、緊急単独インタビュー!「まさに『戦後最大の国難』に直面…国民の命と雇用を守る」 10万円給付「一日も早くみなさんに届ける」 (3/4ページ)

 ■アビガン「2000以上の症例、効果があったと報告受けている」

 --ネットやワイドショーで、事実関係が不確かな情報が流れている

 「これは問題だ。社会不安につながりかねない。例えば、『一般肺炎の死者に、新型コロナウイルスの死者が紛れ込んでいる』というものがあった。専門家によると、日本では年間10万人以上が肺炎で亡くなっているが、確定診断を行う際には通常CTによる画像診断を行う。その際、新型コロナウイルスを疑うような所見があれば、必ずPCR検査を行う。一般肺炎の死者に紛れることはないという。首相官邸や厚労省のホームページやツイッター、フェイスブックなどで、正確な情報を発信していく」

 --特効薬やワクチンの展望はどうか

 「国民の健康と命を守り、不安を解消するためにも、有効な治療薬やワクチンの開発を加速している。現在、『アビガン』『レムデシビル』『オルベスコ』『フサン』といった期待が持てる薬がある。『アビガン』は2000例以上の投与が行われ、症状改善に効果があったと報告を受けている。新型インフルエンザ用に国家備蓄しているが、3倍に増産を決めた。すでに動き始めている。日米中心で共同治験してきた『レムデシビル』は、まもなく薬事承認される見込みだ」

 --米FOXニュースは4月中旬、「中国・武漢市の研究所から、新型コロナウイルスが流出した」と報じた。ドナルド・トランプ米大統領は同時期、「WHOが、中国の不透明さを指摘していれば感染拡大を封じ込め、死者も少なく抑え込めていた」といい、WHOへの拠出金停止を明言した。情報はあるか

 「報道は把握しているが、私自身は(研究所から流出したとの)情報には接していない。いずれにせよ、この事態が収束した段階で、さまざまな検証をしなければいけない。例えば、私は『台湾のWHO総会へのオブザーバー参加』を一貫して支持してきた。WHOは政治性を持たずに、すべての人々の健康を守ることに徹するべきだ。この件については、WHOのテドロス・アダノム事務局長にも強く伝えてきた」

 ■中国・北朝鮮警戒「万全の体制とり続けている」

 --コロナ禍でも、中国は沖縄県・尖閣諸島周辺に公船を連日侵入させ、沖縄本島と宮古島の間に空母を通過させている。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮でも不可解な動きがみられる

 「政府としては、新型コロナウイルス対応に全力を挙げる中でも、わが国周辺海空域の軍事活動に対して、自衛隊の艦艇や航空機が警戒監視を行うなど万全な体制をとり続けている。米国などと連携しながら、国民の命と平和な暮らしをしっかりと守り抜いていく」

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