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【親も知らない今どき入試】「この10年で東京圏占有率が上がった大学」ランク 定員厳格化で敬遠される東京圏 「緊急事態宣言」で来年度入試にも影響か (1/2ページ)

 今週は東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の主要大学で、地元の東京圏からの合格者占有率が、この10年で上がっている大学ランクを紹介したい。

 トップは一橋大の14・8ポイントアップ。10年前の54・9%から69・8%に上がった。一橋大は難関大だが、東京圏ローカル化が進んでいる。次いで横浜国立大の13・6ポイントアップで、10年前は5割を切っていた。3位は津田塾大、4位は法政大、5位は東京外国語大の順だった。特に津田塾大、東京女子大をはじめ、女子に人気の大学で東京圏離れが起きている。

 塾講師は「地方創生の目的で16年から始まった、入学者数を絞る定員厳格化で、合格者数を減らす大学が増え、東京圏の大学の難化が進んでいるので敬遠されているのでしょう。もちろん経済的な問題もあります。それに来年からの大学入試改革の影響もあって、安全志向が進んでいますから、地元の大学にという流れが強まっているのでしょう」という。

 それ以外にも私立大では今年、センター試験利用入試の志願者が10%ほど減った。地方の受験生にとっては、受験に行かなくてよく、受験料も一般入試の半額以下のセンター試験利用入試は併願にうってつけの方式だ。その志願者が減ったことで、東京圏の大学の地元占有率が上がったこともあるようだ。

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