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中国で撃たれ重体の北朝鮮女性がコロナ陽性…国内で感染拡大か (2/2ページ)

 特に朝鮮人民軍(北朝鮮軍)で集団感染がたびたび発生しているもようだ。過酷な環境下にある末端兵士たちが感染したら、多くの場合、軽いダメージでは済まないだろう。

 (参考記事:北朝鮮「骨と皮だけの女性兵士」が走った禁断の行為

 中国の地方政府は、新型コロナウイルスの感染者発生、移動経路などについて詳細な発表を行っているが、件の女性について発表された形跡はない。

 延辺では3月下旬に2人の帰国者が陽性判定されているが、米国からの帰国者で、北朝鮮から入国した人の中に感染者がいたとの情報は発表されていない。

 一報、中国共産党は4月下旬、宋濤対外連絡部長と北京市の人民解放軍総医院(301病院)の医療専門家チーム約50人を北朝鮮に派遣している。当時は金正恩氏の「死亡説」や「重体説」が取り沙汰されており、その関連と見る向きもあったが、同氏はその後に健在が確認された。50人という規模の大きさを見ても、新型コロナウイルス対策が派遣の目的であった可能性は高いと言えるだろう。

デイリーNKジャパン

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