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【室谷克実 新・悪韓論】文大統領、自画自賛の次は選挙に向け国民“おだて”戦術? 「世界を先導する大韓民国…国民が偉大だったのです」 (1/2ページ)

 「豚もおだてりゃ木に登る」という。その伝で行くと、「韓人(かんじん)おだてりゃ空に舞う」だ。

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4月の国会議員選挙に向けて、それまでの自画自賛をピタリと止めて、国民を徹底的におだてる戦術を展開した。「新型コロナウイルスを克服できたのは、国民の成熟した意識のおかげ」などと。

 そして、選挙で大勝利してから3週間。7割超の高支持率のなか、いまや見えてくるのは、国民よりも、ずっと高く舞い上がってしまった大統領の姿だ。

 文氏は就任から3年となった5月10日、記念の演説をした。コロナ禍への基本対応について、「危機をチャンスに変えていきます」と、韓国人好みのことを語ったのに続き、「われわれの目標は“世界を先導する大韓民国”です」と切り出した(=この部分、聯合ニュースの日本語サイトに載った翻訳全文では『世界をリードする大韓民国』となっている)。

 演説は、「すでに、われわれは防疫において世界を先導する国となりました。K防疫は世界の標準になりました」と続いた。

 濃厚接触が疑われる人物の自宅を、検査員が警官を伴って急襲するような手法が、欧米社会で「標準」になっているとは聞いたことがない。そもそも、「K防疫(=Kプレベンション・オブ・エピデミックス)」という名称が通じるのは韓国だけだろう。

 それでも、ソウル市の繁華街・梨泰院(イテウォン)のナイトクラブ(ゲイバーなど)から始まった新たな感染拡大は気になるらしい。

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