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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】日本は中国の「害」「厄災」に行動で対抗せよ 政権批判しか芸がない左派野党は“国家の足手まとい”だ (1/2ページ)

 海上保安庁によると、中国海警局の公船が8日午後、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海で、操業中の日本漁船に接近して、追尾したという。海保が領海から退去するよう警告し、漁船の周囲に巡視船を配備して安全を確保した。漁船に乗っていた3人にけがはなかった。

 日本政府は、外務省の局長が同日、在日中国大使館の公使に「尖閣諸島は日本固有の領土で、受け入れられない」と電話で抗議。中国外務省に対しても北京の日本大使館が同様に抗議したというが、これで十分だとは到底思えない。

 中国発の新型コロナウイルスで、世界全体で29万人、日本でも696人の死者が出ている(米ジョンズ・ホプキンズ大学、13日集計)。人類に多大な厄災をもたらしながら、中国は火事場泥棒的な行動を続けている。4月には、各国と領有権を争う南シナ海の島々に新たな行政区を設置した。

 ところが、日本のメディアで、中国による切迫した脅威を真剣に取り上げて、警鐘を鳴らす社がいくつ存在するだろうか。

 先週末、国家公務員法改正案の国会審議入りに絡み、左派野党の幹部や芸能人らがSNS上で、「#検察庁法改正法案に抗議します」などと批判の声を上げていた。これを大きく取り上げたメディアは複数あったが、中国公船の領海侵犯はほぼベタ記事だった。

 今週初め、衆参両院で予算委員会が開かれたが、左派野党は相変わらず政権批判を繰り返していた。彼らは、中国の脅威を感じないのか? 政権批判しか芸がないのか? もはや「国家の足手まとい」というほかない。

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